◆せっかくの季節だが

 涼しくなって基本は自転車通勤。だが問題は、帰るときには真っ暗なこと。しかも、直前まで明るい蛍光灯の前でパソコンを叩いたりしているので、目が闇に慣れていない。

 飛行機の免許のために勉強していたとき、暗順応には30分かかると知った。仕事を終えて、暗いところで30分過ごすか、目をつぶって30分待たないと、暗い中でまともな視力は得られない。
 軍では、せめて片目が見えるように、夜明るいときは必ず片方の目をつぶっておくように教えられるそうだ。そうか、最後の30分、片目で仕事すればいいのか・・・
 いずれにせよ、とてもそんなことはできないので、暗い中、見えない目で自転車に乗ることになってしまう。

 暗闇からヌッと現れる歩行者には文句は言えないが、無灯火で右側通行してくるバカな自転車(実際、無灯火自転車同士の正面衝突!で死亡事故の例もある)は蹴り倒したくなる。何の前触れもなくすれすれに抜かしていく自転車も無灯火。温和な私?が「転んでケガして痛い目に遭え」と思う瞬間だ。

 でも、ああいう輩は学習しない。同じ過ちを永久に繰り返すだけだ。こちらとしては、せめて巻き込まれないように祈るしかない。