◆ブラッド・ワーク

 突っ込みどころはいくつかあるけれど、基本的には大傑作です。こんな作品が、どうしてマイナー扱いなのでしょうか(知らなかったのは私だけ?)。

 原作もしっかりしているし、私の父親と同い年のクリント・イーストウッドが「老い」や「弱さ」を見せるところもいい。

 サスペンスとしても1級の出来。ぜひどうぞ。繰り返しますが、突っ込みどころには目をつぶって、没入するのが吉です。

(Blood Work, 2002 U.S.A.)