★「隣煙車」

 ぽた郎さんのところで、新幹線の「禁」煙車における煙害が話題になっていた。折りも折り、禁煙車の粉塵濃度調査に関する記事が新聞に載っていた(朝日2004.12.11夕)。でもこれ、「東京新聞」からは1か月遅れなのね・・・

 朝日の記事によると、満席の喫煙車内でのタバコの浮遊粉塵濃度は、1立方メートルあたり平均で0.79ミリグラム。それに隣り合う禁煙車では0.18mg。そして、隣り合っていない禁煙車では0.03mgだったという。

 ちゃんとした?禁煙車を基準にすると、喫煙車で26倍、「隣」煙車でも6倍にもなる。頭が痛くなるはずだ。

 厚生労働省の基準値(何の「基準」なのかわかりませんが、とっても緩い基準でしょうね)が0.15mgなので、隣煙車では、平均でもそれを超えているという。

 調査者の一人、東大医学系研究科研究生の中田ゆりさんは「喫煙者に隣り合う禁煙車は『隣煙車」などの表示に改め、子どもや妊婦に受動喫煙の危険を知らせるべきではないか」と述べているそうだ。

 「隣煙車」、いいですね。微力ながらその言葉を広げるのに、一役買わせていただきます。

 何度も言うようですが、実際に頭が痛くなるのです。そして、飲食物がものすごくまずくなる。個人的には、健康被害を言うよりも、そちらを強調する方がいいと思うのですが。