★バードウォッチングとインターネット

 ●君の名は?にまったく反応がない。このページがだれからも読まれていないのならわかるのだが、そうではなさそうだ。この鳥の名前をわかるような方がお読みになっていないということだろう。それとも、わかっても、わざわざ書いてはくださらないのかな。
 『アサヒカメラ』(だったと思う)のコンテスト入賞写真に、背風にすっくと立つアオサギの写真があった。その選評がふるっている。「何という名前の鳥だろう?」(という趣旨のコメント)。アサヒカメラの選者をするほどの人が、しかも、鳥の写真を選んでおいて、アオサギを知らないのだ。しかも、(たぶん)知らなくて当然だと思っている。バードウォッチャーから見れば、チューリップやバラ、あるいはタンポポの写真を見て(細かい分類ではなく)「何という名前の花だろう?」と言っているのに等しい。
 もちろん、それはバードウォッチャーのひとりよがりで、普通の人は、鳥の名などほとんど知らない。で、なぜかバードウォッチャーのほとんどは高齢者で、もちろん例外はあるものの、インターネットとは縁が薄い。悲劇の始まりである。
 友人が、オフラインミーティングに出て、「独身女性率高し」と感激していた(のかな?)。羨ましい。バードウォッチングや、クルマや飛行機や政治問題をネタにしていては、そういう恩恵?にあずかれる可能性はますます低くなる。あ、だいたい、ココログって年齢層がすごく高いように思うのですが・・・ といっても50歳ぐらいまでがピーク? バードウォッチャーの平均層は、それより十数歳上を行くかも。